こんにちは、ユーダイです。
なぐりっ子クラブでは今年も七夕イベントを開催しました。
今年の七夕イベントは昨年よりもさらにパワーアップ!
7月5日(金)の七夕会本番に先立ち、7月2日(火)には紙漉き体験を行い、子どもたちが自ら作った紙を短冊にして願い事を書きました。
この体験を通じて、子どもたちは普段は捨ててしまう素材を再利用する楽しさを感じてほしい。そんな想いを込めて実施しました。
牛乳パックを使った紙漉き体験
紙漉き体験には、各家庭から集めた牛乳パックを材料として使用しました。
まず、牛乳パックを小さく切り分け、水に2~3日浸したり、お湯で15分煮込んだりして表面のフィルムを剥がしやすくしました。
この工程は子どもたちにとっても楽しい作業で、先に下校してきた低学年の子どもたちがほとんど全て剝がしてしまいました(笑)
次にフィルムを剥がした牛乳パックを細かくちぎり、ミキサーにかけてドロドロの状態にします。
このドロドロのパルプを、切り抜いた食品トレーに水切りネットを被せた枠に流し込み、平らにならして形を整えました。
これを2~3日乾かすと、個性豊かな手作り紙が完成します。
完成した紙はそれぞれに独特な風合いがあり、薄く繊細な紙を作る子もいれば、豪快に流し込んで厚みのある紙を作る子もいました。
この紙に穴を開けて紐を通すと、短冊の完成です!
この手作りの短冊に、それぞれの願い事を書きました。
笹と七夕のおやつ
短冊を飾る笹は、地元の草刈りで刈られたものを譲っていただきました。
自然素材の笹に、子どもたちの願いが書かれた手作りの短冊が風に揺れる様子は、七夕の風情を一層引き立てました。
またこの日は、七夕にちなんだおやつが登場!
天の川が描かれた”七夕レアチーズムース ゼリー添え”です。
子どもたちは目で楽しみ、舌で楽しみ、大満足の様子でした。
体験を通じた学び
里山こらぼは「埼玉県SDGsパートナー」及び「埼玉県渋沢栄一スピリッツ企業」に認定されており、運営を担っているなぐりっ子クラブでも普段からSDGsの17の目標を子どもたちに伝える活動を行っています。
普段捨ててしまうものでも工夫次第で楽しむことができる、ということを今回の取り組みを通じて子どもたちに実体験してもらい、環境や地球の未来を考えるきっかけの一つになれば良いなと願っています。
今後はさらにステップアップして、刈られた草から採った植物繊維を使い、本格的な紙漉き体験を企画するのも良いかもしれません。
今回のように季節のイベントもなぐりっ子クラブならではの楽しみ方を提供していきたいと思います。
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